2022年度 スピーカー紹介

Naoko Nakaguchi
Student at Kobe University / Journalist
大学4年次に1年間の休学生活、いわゆるギャップイヤーを過ごした中口さん。あるスピーチコンテストでの準優勝や、取材ライターとしての国内旅行を経験し、自分自身に、そして人生に心から向き合えました。その中で得られた多くの気づきをシェアしてくださいます。私たちが「自分の取扱説明書」を創るために必要なこととは…?

Seizan Toda
Chief priest of Daijiin
京都市北区にある大徳寺・大慈院で住職をされている戸田さん。伝統的な坐禅を取り組み易く改良した、「セルフメンテナンス&ゆる坐禅」の指導を通じて、「心の安らぎは自分の外から与えられるものではなく、自分自身の中にある」というメッセージをお伝えされています。どのように生きるか、自分が何をしたいか、いちばん知っているのはあなた自身なのかもしれません。

Yoji Iwata
Chief of the Institute of Behavioral Science
行動科学研究所の所長である岩田さんは、人と組織のエンパワーメントを支援する仕事をされています。エンパワーメントとは、眠っている力を呼び覚ますという意味です。岩田さんにとって生きるとは、「天職を生きる」と。しかし、自分たちが本当にしたいこと、自分の中に眠っている「いのちの願い」に気づくことは、そう簡単ではありません。岩田さん自身、大学生時代には「自分が本当は何がしたいのか」という問いに悩まされたそうです。そんな大学時代の苦悩や現在のお仕事での経験をもとに、私たち一人一人が天職を生きるために大切なことについてお話ししていただきます。

Misaki Akamatsu
Second grade at Doshisha Girl’s High School
同志社女子高等学校2年の赤松さん。フェンシング部所属で、2021年度は第29回ジュニア・オリンピック・カップに出場され(京都府代表)、2022年には全日本選手権エペ団体への出場が決定しています(近畿代表)。フェンシングのほか、関連するTEDトークを試聴するなど、幼少期から科学に関心をお持ちで、当時食べ物と元素の関連に強く興味を抱かれたそうです。今回のスピーチでは「食べることは生きること」というメッセージを、自身の心がグッと揺れた、フェンシングにまつわる幾つかの経験談を交えながら語ってくださいます。赤松さんのお話を聞いたあなたはきっと、今夜のご飯が楽しみになるはず!

Yuta Tawarada
Sophomore at Waseda University
早稲田大学に通う俵田さん。現在は大学2年生で、かつて台湾とドイツで合計13年間暮らしていました。13歳の時にLHC細胞組織球症を患い、一年半の長きに渡る化学治療を受けた経験をお持ちです。現在、ご病気は完治しております。俵田さんのスピーチでは、当時の闘病経験をもとに、過ぎ去った時間の意義を求めることについてお話ししていただきます。そして、その内容を踏まえて、私たちに楽観的ニヒリズムという思想を紹介してくださいます。

Tomoka Higashitani
Sophomore at Doshisha University
同志社大学2年の東谷さん。猫が大好きで、現在3匹の猫と一緒に暮らしています。駐車場で泣いていた猫を保護したことをきっかけに、野良猫に関するボランティア活動に参加し始めました。ボランティア活動に取り組む中で様々なことを経験し、保護猫活動の内容が世間にあまり理解されていないことを実感しました。今回のスピーチでは、少しでも皆様に活動への理解を深めてもらうため、野良猫の現状やボランティア活動を通じて感じたことを話してくださいます。保護猫活動の現場で活動されている東谷さんにとって「生きる」とは何か。東谷さんのスピーチを聞き、保護猫活動についてより深く知ると、野良猫を単なる「かわいい」存在として捉えることはできなくなるかもしれません。